課題解決に向けた取り組み事例

地元企業との合同会社により、地域に根差した業務を提供山形県鶴岡市様

Point

  • 地域の水道事業を担う人材育成や地域経済への貢献に向けて、地元企業と共同で会社を設立し業務を受託
  • 各専門分野の技術とノウハウを合わせ、ワンストップでのお客様対応とサービス向上を実現
  • 「地域に根差す企業」として技術継承の受け皿となり、地域水道サービスの維持に貢献
これまで水道事業の民間委託では、個別部分業務の発注として行われるのが一般的でした。しかし、人口減少等による水需要・料金収入の減少、職員数減少や技術継承への不安など、水道事業を取り巻く環境が変化していく中で、包括的な業務委託により、地域の上下水道事業を持続的に支えるパートナーとしての役割が求められるようになってきました。
人口約13万人の山形県鶴岡市でも水道事業の様々な課題を抱える中で、新たな業務委託の形が模索されていました。

地元企業としての特別目的会社でワンストップのサービス提供

第一環境は、公募型プロポーザルにより選定された鶴岡管工事協同組合、(株)東北サイエンスと共同で特別目的会社(SPC)を設立し、鶴岡市上下水道部様と業務委託契約を締結。それぞれの業務経験で培ったノウハウを活用しながら、ワンストップでのお客様対応を可能にしました。さらに、地元企業として雇用の確保や経験・技術の集約を図り、長期的な地域水道サービス維持と地域経済の活性化に貢献します。

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